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保谷スーパーリアリズムクラス日誌Vol.5
「良い絵」とは 

こんにちは。Kitaike Art School スーパーリアリズムクラス講師の保谷です。

長かった酷暑もようやく去り、いくぶんは過ごしやすくなりましたね。

「芸術の秋」と言われるようにこれからの季節は絵を描いたり、展覧会をみたり、芸術に触れるにはもってこいの季節ですね!

ほとんど絵を描いたことのない生徒様達も鉛筆の扱いにだいぶ慣れてきました。

最初の一枚は時間がかかって大変だと思いますが、2枚目3枚目と描いていく内にスピードも上がっていくはずです。

良い絵とは?

「この絵を部屋に飾りたい」

「この絵をずっと観ていたい」

絵を観て感動するのは、その絵が「良い絵」であるからです。

では良い絵とはどういう絵なのでしょうか。心落ち着く風景画?綺麗な女性の肖像画?

絵の良し悪しに明確な決まりはありません。何故なら「絵を観た時の感じ方は人によって違う」からです。

私がすごく良い絵だと思っても他の方はそう感じないかもしれません。

もちろん、色が良いとか構図が良いとか絵画の世界でその絵が良いとされる理由がある場合もあります。

しかし、そういった要素だけで絵の良し悪しが決まるわけではなく、結局のところ人それぞれの感覚であったり好みによる部分の方が大きいと言えます。

アートの世界における絵画は多数決です。多くの人の心を動かした絵が良い絵として評価されますが、これは簡単なことではありません。

「良い絵」と「上手な絵」は異なる

「良い絵」と「上手な絵」は異なります。

良い絵を描く方法の一つとして「絵を上手に描く」という方法があります。

上手な絵とは一般的に画力が高い絵、つまり色や形を正確に描写することを指し、意図した通りに描く技術が求められます。

スーパーリアリズムを含む写実系の絵画はこうした技術が重視されますが、リアルに描けたからといってそれが良い絵だとは限りません。

確かにものすごくリアルに描かれた絵画は多くの人に感動を与えますが、それは観る人間に良い絵と感じてもらう為の方法の一つにしか過ぎません。

良い絵を描く為には

絵は描けば描くほど上達します。

成長の度合いは人それぞれですが、上手くなろうという気持ちで描き続けていれば必ず上手くなります。

しかし、良い絵を描く為にそういった画力以外のことを身につけようとするのであれば、描き続けるだけではいけません。

色々な人と話す、色々な場所に行く、色々なものを観る

経験は作品に大きく影響します。絵とは全く関係ない経験だとしても、それは一つ一つ積み重なっていき、自身の性格や考え方を作っていきます。

“子供の頃よく遊んだ思い出の場所”

“嫌なことがあって落ち込んで歩いた帰り道”

絵を描く上で必要な「イメージの引き出し」は、机に向かって絵を描いているだけでは増えません。

絵は感性とか才能がないといけないと思われがちですが、私は経験こそが良い絵を描く上で一番大事なことだと考えています。

良い絵を描くのであれば、たくさんの経験をしていきましょう!

目的を持って絵を描こう!

せっかく絵を描くならば、良い絵を描きたいと思うはずです。

しかし、冒頭でお話ししたとおり絵とは観た人間によって感じ方が違い、良い絵とは不明確なものです。

人によって良い絵が違うのであれば、描く上で大事なのはその絵を誰に観てもらいたい絵(誰にもらってほしい絵)なのかを意識することです。

肖像画であったり、住んでいる方に向けた町内の絵など、特定の人だけに向けた絵を描くならば、自分の個性や芸術的要素を抑えて見た目に忠実に描いた方が喜ばれます。

大衆に向けたアートとして絵を描くのであれば、個性や伝えたいことを前面に出し、他の人間が描けないような独創的な絵である必要があります。

自分が描きたいものを描いて、自分がその絵を鑑賞するのであれば、何も考えずに楽しく描くのが一番だと思います。

絵は本来楽しむ為のものなので、それは一つの正解と言えますが、絵を描くことにそれ以上の意味や価値を見出そうとするならば目的を意識して描くことが、良い作品を描くことに繋がります。

何を描けばいいか迷ってしまった時、絵を描く目的を考えてみるとその答えが見えてくるのかもしれません。

過去記事»:肖像画を描くなら芸術家になるな

過去記事≫:そもそも何のために絵を見るのか?

過去記事≫:私が公募展に出展する意味

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スーパーリアリズムについて
詳細解説した記事はこちら↓↓

スーパーリアリズムとは!?デッサンとの違いとは!?詳細に解説したコラムになります。こちらもご一読頂けますと幸いです。

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