今回は水彩画、日本画における筆についてです。筆はいろいろあって選ぶのに迷いますよね。初心者の方が自信をもって選べるように、ポイントをしぼって筆の種類や特徴、選び方をお伝えします。
水彩画の筆は「軟毛」系を主に使用します。天然毛のものではイタチ、コリンスキー、リスなどが良いでしょう。
その他には、猫、馬、ヤギ、鹿があります。(油画ではコシの強い豚毛が多く使われますが、日本画・水彩画では使用しません。)書道用の筆も、似たような毛質の筆が多いので、あえて使ってみると面白いかもしれませんね。
人工の合成繊維のものでは、リセーブルと呼ばれるものが使われています。天然のセーブル毛は高級品ですが、リセーブルはそのセーブル毛の描き味を再現したものになります。
基本的に天然毛の物より安価で手に入りやすいですが、消耗速度が速いので長期的にみるとコストパフォーマンスの面ではあまりよろしくないかもしれません。
筆は使い終わったら必ず毛の奥の方までしっかり洗い流しましょう。絵の具や膠が残ったまま放置すると毛に変な癖がついたり、傷みの原因になります。劣化の速度を著しく速くしてしまうので気を付けて取り扱ってください。
天然毛のお手入れで、よく日本画の方がやっているのが「シャンプー」と「トリートメント」です。水洗いと大きく差が出るわけではありませんが、この二つをやっておくとちょっとだけ筆の持ちが良くなったような気がします。(気休めかもしれませんが!)使う度に、とまではいかずとも、たまにトリートメントしてあげると毛のふっくら感が復活することもあります。お風呂のついでにでも結構ですのでお試しください。
基本的には穂先が開いてバサバサになったら買い替え時です。かすれを意図的に使うのならば大丈夫ですが、描き味の悪い筆を頑張って使い続けても良い絵は描けません。自分の描きたい線を出せる筆がベストの筆であるということを忘れないようにしましょう。
筆はお手入れにさえ気を付けていれば、何年も使い続けることができます。(刷毛など、何十年も使っているという話も稀に耳にします。)これは私個人の考えですが、筆は使い込むほど自分に馴染んでくる道具だと思っています。イメージとしては「筆を育てる」といった感じでしょうか。なので、そういった気持ちで筆を扱って下さる方が増えたらうれしいなと思います。
kitaike art schoolで授業を受けてみたい!という方に向け、まずは2時間の無料体験レッスンを体験ください!
・お子様向け(小学生未満)→バブルアート、デッサン、水彩、色鉛筆、クレヨン、折り紙
・大人向け→鉛筆デッサン、水彩など
となっております。必要な持ち物はとくにありませんが、お子様は汚れてもよい服装がおすすめです。ご希望の方は以下、絵画教室無料体験レッスンお申し込みフォームか、お電話にてご予約お願いします。
KitaikeArtSchoolは科目を水彩画をはじめ、デッサン、色鉛筆、パステル画、アクリル画、クラフトを中心に週ごとに変わるレッスンを行います。線、面、立体、アイディアという四つのカテゴリーからカリキュラムを作り、生徒の個性はそのままに、基礎的な技術や発想力を伸ばす授業を行います。
教室開校日
毎週月曜日、火曜日, 水曜日, 木曜日, 金曜日,
15時~20時の間で開講しております。
※キッズ(幼児)、小学生の無料体験は40~60 分のレッスンとなります。
予約制となります。ご興味のあるかたは以下申込フォームかお電話にてご連絡ください。
↓↓【申込フォームはコチラ】↓↓
«絵画教室のリーフレットはこちら↓»
お問い合わせ
◇kitaikeArtSchool◇
〒170-0012 東京都豊島区上池袋4丁目22-8
ゴールデンハイツ上池1F
(東武東上線北池袋駅徒歩4分)
TEL:03-5972-4535 FAX:03-6735-7783
【E-mail】:info@kitaike-gallery.com
【URL】
CafeéGallery
http://kitaike-gallery.com
KitaikeArtSchool
https://kitaike-artschool.com/
【instagram】
https://www.instagram.com/kitaikeartschool/
【twitter】
https://twitter.com/info_protfolio