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保谷スーパーリアリズムクラス日誌Vol.4
私が公募展に出展する意味

こんにちは。Kitaike Art School スーパーリアリズムクラス講師の保谷です。

もうすぐ梅雨入り。家の窓から見える木々の緑がいっそう深まってまいりました。

緑は眺めているだけで穏やかな気持ちになれますね。


クラスを開講して約半年。生徒様それぞれが好きなモチーフを描き、メキメキと上達しております。嬉しい限りです。

今回の講師ブログのテーマは「公募展に出展する意味」について。美術団体に所属する理由・考えもまとめました。

全日肖展に向けて

さて、私にとって非常に大切な季節がやって参りました。

私の所属する美術団体が開催する年に一回の展示の場、「全日肖展」が今年も開催されます!

美術団体、「全日本肖像美術協会」(以下、全日肖)は日本で唯一の肖像美術専門の美術団体です。

全日肖は毎年一回、東京都美術館において公募展「全日肖展」を行っており、今年で68回目を迎えます。

みなさんにとって「美術団体」や「公募展」という言葉はあまり馴染みがないかもしれませんね。

今回はちょうど展示会の時期になりますので、そういった美術の世界についてお話したいと思います。

美術団体と公募展

公募展とは、作品を広く公募し、集まった作品に対しての審査を経た入選作品を一般展示する展覧会の総称となります。

ほとんどの公募展は特定の美術団体が主催しており、審査員もまたその美術団体の構成員です。

さて、この美術団体という言葉ですが、わかりやすく言うと画家同士の大きなグループのようなものです。

美術団体ごとに規模やレベルが異なりますが、団体に所属することで同じ団体内の画家同士の繋がりを持つことができます。

美術団体に所属している人間は「会友」「準会員」「会員」「委員」といった会の中でのクラス(役職のようなもの)に分かれます。

会社みたいですが、

会友→準会員→会員→委員→常任委員

といった具合に昇進していきます。

この昇進することを団体内では「推挙」と言いますが、所属するだけで勝手に推挙されることはありません。

昇進する方法は基本的に一つしかありません。

それはその美術団体の公募展に出品することです(一応、美術界全体で何かしらの活躍があった際に推挙される場合もあるようですが稀だと思います)

初めて公募展に出品する際は無所属、つまり「一般」での出品となります。そこから毎年行われる公募展に参加し、昇進かどうか判定されます。

毎年一回しか昇進のチャンスはありませんし、飛び級のようなものも無いので会員になるまでには所属してから最低でも数年かかります。

昇進できるかは作品の良し悪しがほとんどなので、力のある作家なら順調に昇進できますが、力不足なら何十年たっても昇進できません。

また、美術団体によって昇進できるレベルや賞を取れるレベルが大きく異なります。

審査員の好みや他の方が描いた作品などが大きく影響するので、運の要素もあります。

私の場合は所属2年目なので、まだ会友です。今回の公募展で準会員への判定が行われる感じですね。

全日肖展の審査

つい先日、全日肖展の作品を搬入する為に東京都美術館に行ってきました。

去年電車で作品を持って行ったら無茶苦茶しんどかったので今年は車を使いました。

作品を搬入した際、今年は幸運なことに作品審査の様子を見学させていただくことができました。

全日肖展の審査は10人の先生によって行われます。

このように先生方の前に作品がどんどん運ばれていき、審査されます。

これが第一審査であり、先生方の挙手によって賞の候補かどうかの判定や意見を述べ合ったりします。

まずはここをクリアしなければ賞を貰うことはできません。一作品につき数十秒で終わりますので、いかに第一印象が大切かがわかりますね。

第一審査を通った作品に対し、どの作品を賞にするかを決めていきます。各賞に対し、先生方の投票による公平な審査が行われます。このようにしてその年の各賞が決定します。

自分の作品の審査

さて、ここまでは本展の審査についてです。全日肖展は作品の大きさによって本展と小作品部門に分かれます。

私が描く鉛筆画は比較的小さい(それでも50cm位はありますが)作品なので小作品部門での出展となります。

本展の審査が全て終了した後に小作品部門の審査が行われます。自分の作品が目の前で審査されるというのは初めての経験なので緊張しました。

小作品部門には第一審査がなく、広い部屋の壁に100近くある作品が全て並べられ、それぞれの先生が優秀だと思う作品を10点まで選んで作品ナンバーをメモに書いて投票します。その後、会場内の全員が見守る中、メモを開封して票を数えていきます。

一番票を獲得した作品が1位の金賞、2位と3位が銀賞、4位5位6位が銅賞、その下が佳作数点となります。

私の作品ナンバーは285。合格発表を見に行く受験生の気持ちです。

銀賞の方と同率となり、決選投票の結果、惜しくも4位の銅賞という結果でした。

賞がもらえるのは嬉しいのですが、目に見えて惜しかったのでちょっと悔しいですね。

去年は油絵での銅賞でしたが、今年は純粋な鉛筆画での受賞です。

9割以上が油絵の公募展に対し、鉛筆画でも賞を取れることを証明できたので結果は残せたと思っています。来年こそは鉛筆画で金賞を受賞したいですね!

公募展に出展する意味

絵というのは自由に好きなように描くのが一番で楽しいと思います。美術団体に入らず、自由に作品を描いている絵描きもたくさんいます。

しかし、無所属だと独りよがりな作品になってしまうこともあります。

特に肖像画は相手に対して描く絵画なので自分だけが満足する作品を描いてはいけません。

作品を画家同士で「あーでもない、こーでもない」と意見を交わせる環境は画家にとってありがたいものであり、成長に繋がると私は思います。


公募展は自分の作品が審査員の先生方をはじめ、多くの人の目にさらされるコンクールです。

そうなれば誰だって本気になります。力作を描こうとすれば画力は上がりますし、他の方の作品を観てそれよりも良いものを描こうとすれば眼も鍛えられます。

公募展で大きな賞を取れれば箔がつきますので、画家としての仕事がしやすくなります。

大事なのは自分の目的に対して、美術団体に入ったり公募展に参加することにメリットがあるかを判断することではないでしょうか。

過去記事»:肖像画を描くなら芸術家になるな

過去記事≫:そもそも何のために絵を見るのか?

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午後19:00~ 22:00

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午前10:00~午後22:00

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