こんにちわ!kitaike art school運営の宇山です。
早いものでもう10月!今年も残すところ3ヶ月ですね。
そして街はハロウィンムードです。朝夕どころか日中も寒くなってきましたので体調に気をつけましょう。
「パステルアート」「パステル画」とよく聞きますよね。そもそもパステルってなんのことなんでしょう???
今回のブログは「パステル」について解説したいと思います。
みなさんは「パステル」と聞いてどのようなモノを思い浮かべますか?
パステルカラーを思い浮かべる方も多いかもしれませんね。
パステルは色の粉(顔料)とのり(粘着剤)の二つで主にできています。
乾燥させた色の粉(顔料)を細かい粉末状にし、のりを(粘着剤)混ぜて練り固めた画材で円形の棒状のものが多く発売されています。
そして中間色や白味が混ざったような色合いをパステルカラーと言います。
このパステルカラーという言葉、画材のパステルにある色味がもととなってつけられた言葉です。
そんな淡い色調が魅力のパステル。どんな種類があるのでしょうか。
パステルの種類にはソフトパステル、ハードパステルの主に二つがあります。のり(粘着剤)の数量によって名称が変わってくるのです。
ソフトパステルとは、呼び方の通りやわらかい材料でできたのパステルです。
学校のチョークのように粉っぽい質感で、少し触れるだけで指に色の粉がつきますね。
Amazon ムンギョ (mungyo) ソフトパステル 64色 より
ビビッドな色で伸びがよく、力を必要としないので子どもや握力の衰えているお年寄り、障がいをお持ちの方にも奨励できます。
力まずリラックスして描きたいときに理想的なのがこのソフトパステルです。
パステルの横を指やコットンでこすって粉をとり、画用紙に着色していくのが主な使い方です。
全体をざっくり描く風景画等に向いている一方で、ボロボロになりやすいため細部の描画には不向きです。
絵の具とは違いペーパーの上で色がまざるので、色の変化を堪能しながら描くことができます。
その特徴を生かしたグラデーションを用いた作品が特徴のひとつですね。
消しゴムなどで消すことができるので、絵が不得意な人やパステル初心者の人にも向いています。
ハードパステルとは、顔料を少し多めの粘着剤で固めた硬めのパステルです。
角のある四角柱の形をしたものが多く、角を使って線を描いたり、面を使って広くぬったりできるのが特徴です。
パステルの中では比較的丈夫ですが、力を入れすぎるとポキっと折れてしまうことがあります。
そのほかにオイルパステル、パステル鉛筆などがあります。
クレヨンとはパラフィンや蝋(ろう)などと顔料を練り合わせた棒状の画材のことです。
硬質のため線画に適していますが、混色、重ね塗りなどには適していません。
このような特徴からクレヨンはクロッキーやスケッチ、線で描くことが中心となる幼児のお絵かきに多く使われています。
フランス語では鉛筆を指す言葉で日本でのクレヨンはクレヨンパステルと呼ばれています
厳密にいうとクレヨンというのは、顔料を固形ワックスで練り固めたもの、パステルは顔料を結合材で固めただけの描画材料なのです。
そしてパステルのように自由に混色ができてのびのび描け、クレヨンのように後処理の手間がなく、しかも油絵具のようにべっとり塗れて画面が盛り上がるような描画材料の開発が進められ作られたのが
そう!クレヨン+パステル = クレパス!!
株式会社サクラクレパス より引用
クーピーはサクラクレパスの商品名「クーピーペンシル」のこと。
主な原料は顔料・ワックス・ポリエチレン樹脂。なんとプラスチックが入っています。
「どうしてプラスチックが?」と思いますよね。それは、消しやすくするためなのです!
紙の表面には細かい凹凸がありますが、ポリエチレン樹脂はそこに入り込みにくいので消しゴムで落としやすくなります。
パステルは紙のみならず木や布にでも描けます。お子様が描きやすいのはやはり紙ですね。
パステルアートに適した紙はどのようなものがあるのでしょうか。
同じパステルを使用していても紙によって発色や描き心地が違います。画材屋さんで色々な種類ここでは手に入りやすい一般的な紙をご紹介します。
発色の良い、自然の白さを持った紙。安価で手に入りやすい紙です。
強くこすりながら描いたり何度も消して描いてを繰り返すと表面が毛羽立ってきてしまうこともあります。
カラーバリエーションが豊富な紙です。おすすめは<ナチュラル>か<白>。
名前の由来は『人魚のさざ波』から。柄がさざ波模様になっており、表面が比較的粗く、退色しにくいので長期保存に向いています。
紙質はホワイトワトソンと同等です。木材を使用せず、ケナフパルプなどの植物パルプのみを使用しているため、黄みがかった白色が特徴の紙。
表面の凹凸が少なくさらさらとした質感の紙です。凹凸のある画用紙に比べ、色が強く出ます。
安価で最も入手しやすい紙です。厚みも薄口〜得厚口までバリエーション豊富です。
表面の強度はホワイトワトソン、ケナフには劣りますが、扱いやすく初心者にお勧めの紙です
気になってくるのがパステルの費用ですよね。どのくらいの金額がかかるのかお伝えしていきます。
パステルは1本から購入することができます。もちろんセットでの購入も可能です。
多くのユーザーに親しまれているヌーベルカレーパステル!高品質で経済的なハードパステルの代名詞ですね。
基本色はもちろん、蛍光色、パ-ル色までバラエティに富んだ配色で初心者からハイレベルなパステル画制作まで幅広いニーズに対応していてセットの品揃えも豊富です。
ヌ-ベル カレーパステル 単色
スティック(普通色)各¥120 114色
スティック(パール色)各¥120 24色
スティック(ルミナス色)各¥120 12色
パステルは1本から好きな色、使う色だけを購入することもできるのでお試し感覚で始めやすいアートです。
あまり絵を描くことに興味がないお子様でもパステルは色の発色もよく、色をただ紙に描くだけでも楽しめるので初心者の方にもオススメです。
「絵を描くのはちょっと苦手・・・」そう思っている方でもパステルであれば大丈夫です。
ここで色の効果について少しだけお話させてください。
街並みや自然などの風景、洋服や食べ物、日々使用しているツールなど、わたしたちの生活の中には、様々な色が存在しますよね。
色は人を元気付けたり、落ち着かせたり、安らぎを与えたりと人の心にも働きかけます。
黄色が気になってくるときは何かを学んでステップアップしたいとき。明るい色の効果で心身が軽くなったり、明るい笑顔が多くなります。
好奇心旺盛な気持ちになるので新しいことを始めるときには勢いがつきます。
脳を刺激する黄色はアイデアが欲しいときに閃きを与えてくれたり、表現力や頭の柔軟性を高めてくれます。
赤の積極性と黄の判断力を併せ持った橙色は思ったらすぐ行動してみる前向きさを与えてくれます。
明るい気持ちになれるので人との交流を助けてくれるのです。
本気を出したいときに効果を発揮する色でもありプレッシャーから来る緊張を弱めて力を出せる状態にしてくれたり、
個性を出したいときにも有効で、個性が引き出され、表情が豊かになります。
パステル画は色と色を自分で調合し、微細な色のグラデーションを描くことができます。
こんな色で描けたらと思い浮かべるその色を作品に表現できたときの感動も味わうことができます。
パステルアートで色の勉強をしながら、個性を生かしてのびのびと自己表現をしていきませんか。
当校では週ごとに変わるレッスンを、
色彩(水彩、パステル画、アクリル画)
線描(デッサン、色鉛筆)
立体(クラフト、粘土、折り紙)
アイディア(線、面、立体複合)
という大きく四つのカテゴリーからカリキュラムを作り、生徒の個性はそのままに、基礎的な技術や発想力を伸ばす授業を行います。
興味があればぜひ無料体験にお越しくださいませ!!
過去記事»:~コラム【みんな大好き図画工作!立体授業のメリットとは?】
KitaikeArtSchoolは科目を水彩画をはじめ、デッサン、色鉛筆、パステル画、アクリル画、クラフトを中心に週ごとに変わるレッスンを行います。線、面、立体、アイディアという四つのカテゴリーからカリキュラムを作り、生徒の個性はそのままに、基礎的な技術や発想力を伸ばす授業を行います。
教室開校日
毎週月曜日、火曜日, 水曜日, 木曜日, 金曜日,
15時~20時の間で開講しております。
※キッズ(幼児)、小学生の無料体験は40~60 分のレッスンとなります。
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