kitaike art schoolコラム
練習を積み重ねることが大切な理由
こんにちわ!kitaike art school運営の宇山です。
時代は令和に変わりあっという間に時間が過ぎましたね。みなさんは2019年の目標や夢は叶いましたか?
元号も令和となり新たな夢や目標を掲げた方も多いと思います。
そこで今回は「継続する事の大切さ」について解説しました!絵画でもスポーツでも2020年は継続して楽しめる「目標」を掲げてみましょう!
どんなことでも、反復練習による技術の習得は欠かせないことは多くの人が経験からも知っていることでしょう。
「継続は力なり」という言葉があったり、「石の上にも三年」など、結果を出すためには継続することが大切だ!と説明したようなことわざが世の中にはたくさんありますよね。
何事においても行動する上で継続することは大切だと言われています。
しかし、そもそも反復、継続することで何か良いことはあるのでしょうか。なぜ継続することにこだわるのか。まずは根本的なメカニズムを知っておきましょう。
例えば、スポーツにおいて体の強度(筋力)が上がるから技やパフォーマンスが上達するのか?というと、重要ではあるが直接的な因果関係とは違います。
もちろん筋力UPも上達には欠かせないことですが、より重要なことは何度も反復することによって、脳からの神経系ネットワークを脳に覚えさせることなのです。
脳は身体の動きによって、その部位に対応する神経活動が活発化して神経細胞の数が増加します。
するとこれまでになかった細胞が、その新しい動き(技)を覚えるのです。いくら複雑な動きですら繰り返すことによって、まるでコンピューターにプログラムを書き込まれるかの如く、動きそのものを記憶してくれるのです。
そしてやがては頭で考えなくても、無意識レベルでできるようになるのです。これが言ってしまえば、「体で覚える」といったことであり、小脳にインプットされた状態であります。
あなたも自転車には何度も何度も失敗しながらも練習を繰り返して乗れるようになったと思います。なに事も同じで、この神経系ネットーワークのメカニズムを無意識レベルで形成できるほどに何度も何度も繰り返し反復するしか方法はないのです。
撮影 中井勇太様
絵画、アートでいうなら例えばデッサン。日々継続をしてデッサンをする方はどうしてうまくなるのでしょうか。
「毎日デッサンしてるからでしょ?」そう思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ではどうして毎日継続してデッサンすることでうまくなるのでしょうか。
当校の講師の杜斗先生が日々継続して行っていることがあります。それは1日1枚欠かさず絵を描く「1日1絵プロジェクト」です。
毎日毎日一枚づつ絵を描く事の大切さを以下のようにお話しくださいました。
宇山:いつから絵を描き始めましたか?
杜斗先生:3歳くらいからか、物心ついた時には描いてました。
宇山:いつから1日1枚絵を描いているのですか?
杜斗先生:4~5年くらい前からですね。
宇山:描き始めたきっかけを教えてください。
杜斗先生:僕は絵画教室の先生であり、作家でもあるのですが、主にライブペイント(お客様がいて目の前で絵を描きあげること)をしています。僕の場合は大体1枚10分。決められた時間の中で描ききらなくてはならない。だから消しゴムで消したりできないボールペンで1発描きの1日一枚を始めました。
宇山:作品完成までにかける時間を教えてください。
杜斗先生:1日一枚なら早くて2分、長ければ2時間ほど。でも大体は15分という決まりを設けています。油絵をやっていた時は一枚半年とか描いてました。
宇山:どうして1日1枚絵を続けているのですか?
杜斗先生:1年目2年目くらいはライブペイントの為に続けていたのですが今は一種ライフワークというか生活の一部みたいになってます。でも結局は良い絵を描きたいんです。その為には日々続けていく事(回数をこなす事)が大事だと思っています。
宇山:1日1枚を描き始める前と今どんな違いがありますか?
杜斗先生:スキル的な面においては、観察力、画面作り、抜く感覚、描写力、速書きの力などが主に成長しました。また描き続けることによって「自分の線」が少しずつわかってきたんですよね。これってすごく大事で、絵の見た目とか雰囲気じゃなくて、線やタッチが成長したりすると自分の芯がより強く育っていくんです。
先ほどもお話しましたがライブペイントの為にやっていたものが自分のライフワーク、生活の一部に変わってきたってこと。
「描かなきゃ」って急かされる感じは無いって言ったら嘘になるんですけど、割と自然に描くことになってるんですよね。ご飯を何にしようとか考える感じで今日は何を描こうかなみたいに考えたり。あとは単純に続けることによる忍耐だったり精神力が備わってきました。
「続ける」って一番難しいことだと思っていて、案外始めるのって楽で、やめるのなんてもっと楽なんですよ。でも続けるってなるとすごい大変なんですよね。だからこそ続けられていると自信にもなるし、スキルアップにもつながる。
とのことでした。続けることの大切さにはやはり、「忍耐」というものが付きもの。その恩恵に精神力が強くなり自信がつく!と語ってくれたのが印象的でした。
「作家である」という以上、常に上手くなりたいという信念がとても格好良かったです!ぜひ先生の活動も応援してください!
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杜斗先生も根気よく続けてそれを「当たり前」にしていくことが大切とお話していましたが、当たり前の状態になれたら後は労力を感じずに習慣化されていきます。
習慣化されたことが成果に繋がると、また新しいことを始めようという気力にも繋がるのです。
このループが続くと常に何かに挑戦しようという思考になりやすいため、自身の置かれた状況や能力に応じて何を習慣化するとプラスになるかを考えることができるのです。
今後の人生においても、自己成長できる人になれる可能性が高くなるのです。
人は、自分が決めて行動したことが良い方向に向いたり、成果を出すことで自信をつけることができます。
習慣化は自分が毎日行っている行動であるため、少しづつ努力が積み重なっていきます。
小さな努力の積み重ねが実ることで大きな自信になります。そして、
その自信は簡単には壊されません。
さらに、忍耐力や揺るがない志を持てるようになり、このことがきっかけでより大きなものに挑戦しようと思えるエネルギーに変わってきます。
このように反復、継続をすることは様々なメリットがあるのです!
大好きな絵画のお勉強を毎週一生懸命学んでいる生徒の姿を見て、私たち運営も夢中になれるモノを探してみようと思いました。
本当に生徒の皆さんには元気とパワーを貰っています!
2020年は東京オリンピックもありますし、文化的にも最も飛躍できる年になることは間違いありませんね!
美術に興味がある方、お絵かきが好きなお子さんがいる方、2020年は当校で美術を通して、夢中になれるもの見つけてみませんか?
過去記事»:~コラム【みんな大好き図画工作!立体授業のメリットとは?】
KitaikeArtSchoolは科目を水彩画をはじめ、デッサン、色鉛筆、パステル画、アクリル画、クラフトを中心に週ごとに変わるレッスンを行います。線、面、立体、アイディアという四つのカテゴリーからカリキュラムを作り、生徒の個性はそのままに、基礎的な技術や発想力を伸ばす授業を行います。
教室開校日
毎週月曜日、火曜日, 水曜日, 木曜日, 金曜日,
15時~20時の間で開講しております。
※キッズ(幼児)、小学生の無料体験は40~60 分のレッスンとなります。
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